クリーンセンターは、生活の場からし尿を容易に、かつ迅速に排除し、排除したし尿を環境に悪影響を及ぼすことなく衛生的に処理する施設で、公衆衛生の向上及び生活環境の保全をはかる上で極めて重要なものです。
わが国のし尿処理は、し尿処理施設、浄化槽及び公共下水道によって行われていますが、し尿処理施設は、し尿の衛生的な処理の観点から経済的であること、増えつつある浄化槽から排出される汚泥の処理を容易に行うことができることなどから、その役割はますます重要となってきています。
三郡クリーンセンターは、このような状況のもとで、平成12年3月に南アルプス市、市川三郷町、富士川町の1市2町の生活環境の保全、向上を目的として竣工されました。
名称 | し尿処理場「三郡クリーンセンター」 |
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所在地 | 山梨県南アルプス市東南湖1080番地 |
投入開始 | 平成12年4月〜 |
処理方式 | 膜分離高負荷脱窒素処理+高度処理設備 |
処理能力 | 1日当たり 61㎘ |
構成 | ・南アルプス市 ・市川三郷町(旧市川大門町、旧三珠町) ・富士川町(旧鰍沢町、旧増穂町) ※中央市、昭和町は中巨摩地区広域事務組合に加入 ※旧豊富村(中央市)は、農業集落排水および青木ヶ原衛生センター加入 |
増設工事1日30㎘を増設、消化方式を酸化方式に改良し、処理量を1日84㎘とする
平成9年9月〜平成11年度「し尿処理施設整備事業」(3ヶ月継続事業)、1日の処理量61㎘
工事費 | 2,142,000千円 |
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設計管理費 | 58,540千円 |
合計 | 2,200,640千円 |
国庫補助金 | 320,791千円 |
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県補助金 | 20,948千円 |
起債 | 1,670,600千円 |
一般財源 | 188,301千円 |
合計 | 2,200,640千円 |
管理棟 | |
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構造 | RC造2階建 |
建築面積 | 319.561㎡ |
延床面積 | 521.903㎡ |
処理棟(三郡クリーンセンター) | |
敷地面積 | 8,028.88㎡ |
構造 | RC造2階建(地下1階) |
建築面積 | 1,086.28㎡ |
延床面積 | 2,107.293㎡ |
車庫棟 | |
構造 | 鉄骨造平屋建 |
建築面積 | 186.906㎡ |
延床面積 | 168.346㎡ |